銀座と言うと、ブランドショップやランドマークとなる商業ビルやデパートが立ち並ぶ煌びやかな印象がありますが、一方で、歴史があって、昔ながらの風情のあるお店もある、新旧が入り乱れた不思議な魅力がある街だと思います。

ここでは、銀座の長いこと営業を続けていらっしゃる老舗の飲食店をご紹介します。
どこも長年積み重ねてきた歴史を感じるお店ばかりです。





※年代順に記載しています。(ただしお店のスタート年をどこにおくか、微妙なところもありますが、その点ご容赦ください。)
※2016.2にリニューアルした、そば所よし田を追加。

竹葉亭

竹葉亭

創業1866年。江戸の末期に最初は新富町で創業したようです。
鰻で有名なお店ですが、料亭の風情がある本店が味わいがあっておすすめです。鰻もよいですが、特にランチの、鯛茶漬けや鮪茶漬けはおすすめできる逸品です。
記事へ⇒『銀座 竹葉亭本店 鯛茶漬け

木村家總本店

木村家總本店

銀座のあんぱん、と言えば、誰もがご存じの「キムラヤ」。創業は1869年、文英堂としてオープン。
銀座の中心の總本店では、パンだけでなく、カフェ、レストランが入る木村家の飲食複合ビルになっています。レストランでも、同店舗のパンが食べられるのが魅力のひとつになっています。
記事へ⇒『銀座 木村家總本店 あんぱん

二葉鮨

二葉鮨

1877年創業。江戸前寿司をずっと守り続けている老舗お寿司やさん。
風情のある店内で、丁寧ににぎったお寿司を頂けます。にぎりも良いですが、ここのばらちらしは、彩あざやかで、とてもきれいです。
記事へ⇒『銀座 二葉鮨 ばらちらし

そば処よし田

そば処よし田

創業1885年のおそばやさんが、こちらの「そば所よし田」。
外観も店内も、どこかなつかしさを感じるお店です。コロッケそばがこちらの定番メニューです。
記事へ⇒『銀座 そば処よし田 コロッケそば

立田野

立田野 ※本店移転のため休業しています

こちらも古いお店だったんですね。和甘味店の立田野は創業1895年。
最近は、新しい甘味を次々と生み出し、時代にそって進化している同店舗。季節が移るたびに新メニューが楽しみなお店です。
記事へ⇒『銀座 立田野 夏桜(かき氷)

天國

天國

老舗の銀座の天ぷらやさんは、こちら天國。創業は1885年というから明治の時代です。
銀座3丁目から今の8丁目に移転して(当時はまだ銀座ではなかったようですが)、今の天國ビルに至っています。リーズナブルなランチメニューから、本格的懐石料理まで、幅広く楽しめるお店です。
記事へ⇒『銀座 天國 本店 お昼の天ぷら定食

煉瓦亭

煉瓦亭

老舗洋食店としておなじみの煉瓦亭は、創業1895年。あちこちのメディアに取り上げられているので、知名度は全国区です。
洋食のメニューの中でも、日本初とされるメニューがあるのもこのお店です。諸説ありますが、カツレツやオムライスは、このお店が源流になっていると言われています。
記事へ⇒『銀座 煉瓦亭 元祖オムライス | ポークカツレツ

資生堂パーラー

資生堂パーラー

日本で初めてソーダー水を販売したのが、創業1902年の資生堂パーラー。
その後、洋食を出すレストランや高級店ロオジエなどを出店したのは、皆さんご存知の通り。今も昔も気品のある料理とサービスを提供してくれるレストランです。
記事へ⇒『銀座 資生堂パーラーサロン・ド・カフェ ケーキセット(モンブラン)

カフェパウリスタ

カフェパウリスタ

銀ブラ発祥のカフェは、こちらのカフェパウリスタ。「銀座でブラジルコーヒー」が銀ブラの語源だそうです。
そんなお店の創業も1911年と古く100年以上前。歴史あるカフェです。
記事へ⇒『銀座 カフェパウリスタ キッシュとコーヒーセット | ケーキセット

最後に

とても簡単ですが、銀座の歴史をおってみました。お店ごとの歴史は、お店のサイトに解説が記されているものもありましたので、どうぞご覧になってみてください。
歴史を事前に調べた後にお店に伺うと、また違った印象で訪問することができます。多くの方がその足跡を残してきた歴史の重みを感じながら、料理を頂くのもまた楽しいかと思います。