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閉店Excellent
期間終了しました。
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■日本橋 COOK JAPAN PROJECT – YANNICK ALLENO
■4/6(土) ランチ
■Yannick Allénoランチ 52,900円
あまり大きなニュースなどにはなっていませんが、グルメな話題としておもしろいプロジェクトがスタートしました。
それが、COOK JAPAN PROJECT。
世界の名高いスターシェフを日本へ招へいして、期間限定で有名シェフの料理をいただける、というもの。
外観
運営は、銀座のいぞらや、スパニッシュのサンパウなどを手掛けるグラナダ社。
場所は、元サンパウがあったコレド日本橋ANNEX。(ちなみに、サンパウは永田町方面へ移転しています)
料理人
そして、最初に呼ばれた料理人が、Yannick Alléno氏。
フランスで、二軒のミシュラン3つ星レストランを持っているフレンチ界の巨匠。おそらく、今回のプロジェクトの目玉中の目玉と言える有名シェフです。
会食が始まる前に、各テーブルをまわっているシェフを拝見する限り、そんな名声はどこ吹く風、とてもフレンドリーな方でしたが。
料理
それでは、フレンチの巨匠が贈る、日本の食材を使ったランチメニューです。
アミューズ3つ。
かぼちゃのタルテレッタ。
かぼちゃにポツリとのったタルトです。
有明の海苔を練りこんだパイ。
磯の風味です。
ウナギの燻製クリーム。
下のウナギは、燻製にしてお皿になっています。別に食べるわけではないところに、3日もかけているとか。
次に前菜が続きます。
セルリアックのサラダ。
前菜2皿目は、スープドポワソン。
これがまた凝ってます。
最初に、イワシのマリネのタレが入っていて、そこに、イトヨリ鯛をのせていただきます。
ただ、ここで、少しタレを残しておいてね、とアドバイスいただきます。
イトヨリを一通り食べ終わった後に、ここにスープとともに、舌ヒラメを加えます。
一皿で、2度楽しめる贅沢さ。
前菜3皿目は、これもすばらしい、チーズスフレ。
上には、キャビアがたっぷりのってますが、静岡産のフレッシュなキャビアとか。いかにも、お値段高そうです。
チーズの風味と、キャビアの塩味がバランスよく調和しています。これ、お酒にとっても合います。
魚料理は2皿。
一皿目は、ヒラメのソテーと、グリーンピースのリゾット。
二皿目は、ジャガイモのガレットの上に、エンガワとエイのエリーヌがのせられます。
お肉料理も二皿。
最初は、松坂牛のステーキ。
コンソメスープつき。スープには、出汁を加えた和なティストで、とってもおいしいです。
ステーキには、うなぎのスモーク、雲丹、焼きごはんをのせた3種類。
牛肉のうまみといっしょに、日本特有の食材とをうまく調和させてます。
お肉料理の二皿目は、アスパラガスと牛タン。
牛タンは、昆布で巻いて12時間じっくり火入れしているとか。
ここから、デセール。
和歌山県産オレンジのクレムブリュレ。
スパイスとシトラスのパイ。
コーヒーソルベとチョコレートメレンゲのミルフィーユ。
ショコラのデザート。
長い、長いストーリーも、エンディングを迎えます。
ハーブティーと、チョコレート。
最後に
トレビアン、の一言。
おそらく使ったこともないであろう日本の食材を、自分なりの解釈で調理し、フレンチのコースの中で、ストーリーとして演出しています。
食べに来た観客を喜ばせる、これは、まさにエンターティメント。存分に楽しまさせていただきました。
今日の5万を超えるランチコースでは(ディナーは7万超え)、おそらく現地で頂く以上に高額なお値段になってるのだろうと思いますが、聞くところによると、食材にもかなりのお値段張るものを使っているとかで、手間賃も考えると、これでもお値打ちだとか。
それだけ、スペシャルなコースなのだろうと思います。
なお、このYannick Alléno氏のコースは、たった3日間だけ。私を含め、これを体験できたひとは、とってもラッキーです。
店舗情報
店名 | COOK JAPAN PROJECT |
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住所 | 東京都中央区日本橋1-6-1 コレド日本橋 ANNEX |
TEL | |
営業時間 | 各プランによります |
ホームページ |