銀座6丁目 ろくさん亭
■11/30(火) ランチ
■旬彩膳 5,000円
11月末日の今日のランチは、ろくさん亭。そう、最近はYoutubeの動画でその姿を拝見することが多くなった道場六三郎氏のお店。だいぶお年は召されましたが、お元気そうで何よりです。
先般、ともに銀座にあった、ろくさん亭と懐食みちばとをひとつに合わせて、かねまつビルの方にリニューアルオープンされましたので伺ってまいりました。



案内

ろくさん亭 案内

メニュー

ランチメニューは、3種類。
ろくさん亭 メニュー

料理

以下は、注文していた旬彩膳、5千円の懐石コース。

最初に、前菜6品。
ろくさん亭 前菜
錦かぶら椀。
これは絶品。五臓六腑に染み渡ります。
ろくさん亭 椀
お造りは、たこと真鯛のカルパッチョ。
たこってこんなにおいしいの、と思わされる一皿。
ろくさん亭 お造り
焼き物。秋茄子と豚の角煮。
それぞれにかけられたタレの対比がおもしろい逸品。これもおいし。
ろくさん亭 焼物
箸休めで、北寄貝と大豆の煮ものの小鉢。
ろくさん亭 小鉢
煮物。れんこん饅頭。
ろくさん亭 れんこん饅頭
お食事は、普通に赤だしとご飯、糠鯖茶漬け、麺のおうどんの選択肢がありますが、うどんにしようかとも迷いましたが、サバのお茶漬けにしてみました。
蓋を開けたときの、サバの香りが半端ない。
ろくさん亭 茶漬け
デザート。
ろくさん亭 デザート

店内

元、懐食みちばの店内といっしょ。
12時になると、全席満席。予約必須のお店です。

最後に

地味においしい和食の原点。つまり、見た目はとても地味な料理ばかりですが、食べてみるとやっぱりおいしい日本料理です。
おいしいコース料理であっても、全部食べ切ると、どうもお腹の具合がよろしくないお店が多い中、ここのお店に限っては、そういったこともなく、後に尾を引かない料理のように感じます。本来、日本料理はそういうものですし、それを体現できる数少ないお店のひとつだろうと思います。

店舗情報

店名ろくさん亭
住所
東京都中央区銀座6-9-9 かねまつビル8F

場所: Go to Google map
TEL03-5537-6300
営業時間

[火~金] 11:30~15:00(L.O.14:00)、17:30~21:30(L.O.20:00)
[土日祝] 11:30~15:30(L.O.14:30)、17:30~21:30(L.O.20:00)
月曜休み

ホームページ

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2021.10.15 ろくさん亭としてリニューアル。
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銀座6丁目 懐食みちば
■2021/2/25(木) Takeout
■ろくさん弁当 3,240円
今日のランチは、懐食みちば。道場六三郎のお店です。
ただ、今日は店内飲食ではなく、お弁当のテイクアウト。二日前までの電話での事前予約が必要です。



案内

懐食みちば 案内

弁当

頂戴したろくさん弁当。ペラペラなプラスチックな容器ではなく、ちゃんとした竹の箱詰めなのが上品さと本物感を醸し出してます。
懐食みちば ろくさん弁当
お品書きが入ってますが、こんなにたくさん入ってるのかと、やや困惑します。
懐食みちば ろくさん弁当
開けてびっくり玉手箱。
ギューギューに詰め込まれてます。
懐食みちば ろくさん弁当
疑ってすみませんでした。数えてませんが、相当な数のおかずが入ってます。
しかも、ひとつひとつがとても手がこんでいて、実に味わい深いのです。やっぱり六三郎、すごかった。
懐食みちば ろくさん弁当

最後に

高級和食店のお弁当やお重などは、うん万円もしてしまうのが普通ですが、これで税別三千円とは、かなりのお得感があります。もちろん、料理の内容も大満足。
一日限定10個のお弁当のようですから、希少性もあって、知られてしまうと取り合いになってしまうかも、です。

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銀座6丁目 懐食みちば
■2012/8/24(金) ランチ
■五法膳 3,150円
鉄人 道場六三郎のお店 懐食みちばでランチです。





Open時間の11:30に突入するも、すでに満席近く。ひとりだったため、ぎりぎりカウンター席にありつけました。やはり予約必須ですね、こちらは。
さて、ランチメニューは、3,150円、4,725円、6,300円のコースと、ローストビーフ丼3,150円。

注文したのは、お手軽な3,150円の五法膳。
五味「甘・酸・辛・苦・鹹」五法「生、焼、蒸、煮、揚」を楽しめる膳です。

まずは、竹の筒がドンっと届いて、度肝を抜かれる。
冷たいのと、温かいのと。

まずは、夏らしく冷たい前菜。
枝豆とか、コーンとか、きゅうりの上に、だしつゆを凍らせたシャーベットをのせて、シャキシャキ食べるサラダ。
おもしろいです、これ。

温かいのは、竹筒の中に、じゃがいもの練りもの。
鶏肉とか、エリンギとか入ってます。

花火を見立てたホタテの椀。
パチパチっと花火が開いた感じを出そうとしたのかもしれませんが、花火には見えないんですが。
でも、おいしい。

そして、メインの膳。

揚げだし豆腐。白髪ねぎがアクセント。

金目鯛の煮つけ。

おさしみは、鮪の赤身。

里芋煮おろし。

お食事は、うどんの冷たいのか温かいのか。赤だしごはんかの、いずれか。
お願いしたのは、温かいうどん。
暑いときこそ、温かいものを。

最後は、甘味。

全体的に、無難においしい。

もちろん調理場に道場さんがおられるわけではありませんが、カツオブシで命のダシをとっている様が目に浮かびます。
カウンター席に座っていて、ずっと調理場の様子をうかがってましたが、席数が多いため、まさに調理場は戦場そのもの。宴会場のそれに近い感じで、皆さん手際の良いこと。ただ、そのため、ひとつひとつ丁寧に調理している感じは、まったくなく、これを見てしまうと幻滅してしまうかも。
ただ、出されたお料理は、そういった感じがまったくなく、ちゃんとしているあたりは、さすがと言うべきです。